2023年8月4日 総合生涯学習センター
【テーマ】
EVAGワークショップ:風水害編
「いろいろな人の立場で考えよう 避難行動訓練EVAG(イーバッグ)」
【講師】
斎田友理子 氏(国土防災技術株式会社 技術本部 技術推進部 主任)
横山 修 氏(国土防災技術株式会社 技術本部 技術推進部 技術課長)
【プログラム】
近年多発する豪雨災害。誰もが経験したことのない、大規模な河川氾濫、家屋への浸水、予期せぬ土砂災害、集落の孤立などが発生しています。災害に巻き込まれないため、命を落とさないために、私たちは普段からどのように避難行動を考えておけばよいのでしょうか。
今回の定例会では、EVAGを用いて、いつもの自分と違う様々な人になりきるロールプレイと、豪雨災害時のシミュレーションを体験する、避難行動を考えるワークショップを行います。高齢の人、小学生、障がいのある人、外国人などの気持ちになって、豪雨災害時に簡単に避難できないことに気づき、「自助」「共助」「公助」の必要性を考えるきっかけを楽しく体験しましょう。
どうぞこの機会にふるってご参加ください。
- EVAGについて:
EVAG(Evacuation Activity Gameの略称:避難行動訓練)は、仮想のまちEVAGタウンの住民、全24種類の様々な人物の「属性カード」の中の一人になりきります。また、豪雨災害のリスクが高まる4ステップ毎に避難するか、しないかを考え、「避難アクションカード」、「自宅待機カード」、「避難支援カード」等を引いて、避難行動を判断します。避難した人は、避難先の問題を考えます。疑似体験の後は、いろいろな立場の災害時の悩みを整理し、課題解決に向けたグループワークを行います。