【テーマ】
訪問してわかった、高齢者家庭の実情から考える備え方
~地震被害軽減のため日頃からの高齢者サポートにおいて大切なこと
【話題提供】
小山裕司 氏 ケイ・エスミレニアム株式会社 代表取締役(関西そなえ隊 幹事)
【プログラム】
●第1部 18:00~18:45 小山氏プレゼンテーション
1月に発生したトンガ諸島沖の海底火山噴火とこれによる津波、南海トラフ地震の発生への危惧、国内各地で頻発している大小の地震も薄気味悪いと感じています。次の大災害が今日起こるのか、数年後なのかはわかりません。
出来るのは「備えること」。わずかでも被害を防ぎ、そのわずかな差が生死を分け、被災後の生活と復興に大きな違いをもたらします。
ところがその備えを進めるために、具体的な日常には細かく様々な課題が多くあることに気が付かされます。
今回は大きな視点の話ではなく、非常に身近な家庭内の減災について捉え、特に災害により大きなダメージを受けやすい高齢者家庭をテーマに、リアルな実情を共有し、私たちにできることについて、考え合いたいと思います。
小山氏からのコメント:
「一昨年から、勤務する会社の事業として、便利屋業&片付け業(遺品整理、生前整理)に取り組んでいます。
遺品整理だけでなく、便利屋業でも多くの場合、高齢者のお宅へ訪問しての作業となりますが、見る限りどのご家庭でも災害対策、特に地震対策は全く行われていない状況にあることが見えてきました。それとなくヒヤリングをすると災害に対する不安はあれど、何をどうすればよいかがわからない、わかっていても高齢者である自分にも、同居の家族にも手の打ちようがなく、仕方なく過ごしている場合が多いというのが実情です。また、地震対策への勘違いもありました。
このように実際に訪問して見聞きした情報と、公開されているデータとをもとに、高齢者の住まいにおけるリアルな課題と、防災・減災を進める上での策などについて、お伝えします。」
●第2部 18:45~19:30 質疑応答・意見交換
参加者の皆さまとの意見交換を通じて共有し、今求められる備えを考える機会とします。
【話題提供者プロフィール】
小山裕司 KoyamaYuji
1962年6月28日 京都生まれ 京都産業大学卒
ケイ・エスミレニアム株式会社 勤務(大阪府松原市)
11年前、休眠状態であった当社に「面白いこと」をするからと誘われて入社。親会社(製造業)に持ち込まれる様々な案件を解決するべく従事、主に機器のOEM生産などをしてきた 。
最近、「面白いこと」としてはじめたことを一通りやりきった思いに至り、若いころにやりたいと思っていたことのイメージもよみがえり、2019年、便利屋の業態を社内ベンチャー「べんり社たすく」としてスタート。
便利屋・遺品整理・生前整理などを中心に、文字通り困りごと解決業としてその実務に当たる中、垣間見る多くの家庭、主に高齢者世帯の実情から考えさせられることが多くあり、この経験を地域の防災・減災に活かすことを視野に置き、今後の事業展開を構想中。
【日 時】令和4年 3月 30日(水)18:00~21:00(受付開始:17:40~)
第1部 18:00~18:45 話題提供
第2部 18:45~19:30 質疑応答・意見交換
懇親会:19:30~21:00
【会 場】リストランテ・クロノス
https://r-chronus.com/
大阪市北区堂島2-1-31 京阪堂島ビル1階
TEL 06-6147-6188
※定例会終了後、引き続き同会場にて懇親会となります。
【参加費】
◆関西そなえ隊隊員:5,000円/一般:6,000円
申込み時に参加形態(隊員・一般)と領収書の要否を添えてください。
※注1)定例会のみご参加の方は:隊員1,500円/一般2,500円
※注2)当日キャンセルの場合、懇親会費につきましてはキャンセル料が発生いたしますのでご注意頂きますようお願い申し上げます。
【参加方法】
事前申込制、定員:約20名(先着順)
【お申し込み締切日】
令和4年3月25日(金)