ICTの利活用で可能にする行政主導から住民主体の防災への転換 防災アプリ「ハザードチェッカー」 第32回定例会(6/26) ご案内

定例会 案内

そなえ隊 定例会 第32回チラシ<防災企業連合 関西そなえ隊 第31回 定例会>

【テーマ】
ICTの利活用で可能にする行政主導から住民主体の防災への転換
~防災アプリ「ハザードチェッカー」~

【概要】
災害への備えとしてインターネット上では、素因(ハザードマップ)、誘因(気象警報など)、具体的な地震対策など、防災に役立つ質の高い情報が数多く提供されています。これらの情報を利活用できれば、行政主導の受動的防災から住民自らが判断する住民主体の能動的防災への転換が可能となり、被害の軽減が期待できます。

しかしながら、防災減災の事前対策、災害発生後の避難や安否確認、避難所運営に役立つICTの利活用例は限られているのが現状です。

そこで今回は、身近に普及の進んだスマートフォンを活用して、いかに住民主体の能動的防災を実現できるかについて、災害情報学の最新の知見を学びます。防災アプリ「ハザードチェッカー」を例にしながら、個人や家族、企業や学校、マンションを含む自治会・町内会や自主防災組織、緊急避難場所や避難所のそれぞれの集団レベルを対象に、避難準備、避難行動、安否確認、避難所運営の各局面で検討し、防災におけるICTの利活用の可能性と問題点について、皆さんと一緒に考えたいと思います。

( ICTとは:「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略で、通信技術を活用したコミュニケーションを指します。情報処理だけではなく、インターネットのような通信技術を利用した産業やサービスなどを総称する用語です。)

【講師】
有馬 昌宏(ありま まさひろ)氏 兵庫県立大学名誉教授

プロフィール
1954年1月23日生
1982年神戸商科大学商経学部管理科学科助手、その後、講師、助教授、教授を経て、2004年兵庫県立大学応用情報科学研究科教授、2019年3月に定年退職
現在、兵庫県立大学名誉教授
2012年に団地の社会関係資本に関する研究論文で都市住宅学会学会賞論文賞、防災アプリ「ハザードチェッカー」で2016年に国土地理院防災アプリ大賞、2017年に国土地理院防災アプリ賞を受賞
特定非営利活動法人関西情報化維新協議会理事
防災・減災に関連する社会工学、住民や生活者の意識を把握するための社会調査法、情報品質の向上を目指す経営情報論などの分野の研究に従事
参考URL:https://www.ai.u-hyogo.ac.jp/~arima/bosai.html

【日時】
令和元(2019)年626日(水曜日)
◆定例会  18:0020:0017:40より受付開始)
◆懇親会  20:0022:00

【会場】
リストランテ・コローナ
530-0003 大阪市北区堂島2-1-31 京阪堂島ビル1階 TEL 050-5798-1048
https://eur01.safelinks.protection.outlook.com
※定例会終了後、引き続き同会場にて懇親会となります。

【参加費】
◆関西そなえ隊隊員:5,000円/一般:6,000
申込み時に参加形態(隊員・一般)と領収書の要否を添えてください。
※注1)定例会のみご参加の方は:隊員1,500円/一般2,500
※注2)当日キャンセルの場合、懇親会費につきましてはキャンセル料が発生いたしますのでご注意頂きますようお願い申し上げます。

【参加方法】
定例会、懇親会ともに、事前申込制とさせていただきます。
定員:約40名(先着順)

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