「福祉避難所エクササイズ 〜みんなに優しい避難場所を考える福祉防災シミュレーション〜」2023年6月9日 50回

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2023年6月9日 総合生涯学習センター

福祉避難所エクササイズ 〜みんなに優しい避難場所を考える福祉防災シミュレーション〜

【ファシリテーター担当】

湯井恵美子(関西そなえ隊幹事)

(一社)福祉防災コミュニティ協会上級コーチ

【プログラム】

現在、西日本では南海トラフ巨大地震による激烈な被害が近いうちに発生すると予想されています。震源近くの太平洋沿岸部では震度7の激震にみまわれるだけでなく、早いところでは数分以内に大津波に襲われるでしょう。地震の揺れと津波により、たくさんの人が避難所での生活を余儀なくされます。

中には病気や障がい、生活事情により一般の避難所では上手に生活できず、何らかの配慮が必要な人がいます。目が見えない、耳が聞こえない、たくさんの人の中では怖くて暮らせないなどのお困りごとのある人にとって、福祉ケア、或いは医療ケアのあるなしはいのちに関わるとても大切な避難生活の環境です。そのために各地の被災地では福祉避難所が開設運営されてきましたが、社会全体での認知度は非常に低い状況で、その周知啓発は福祉防災の現場では大きな課題となっています。

 そこで今回の定例会では、福祉避難所の開設運営について学んでまいります。どうして福祉避難所が必要なのか、どのような施設が福祉避難所としての準備を重ねているのか、また、どのような人たちにより設置運営されるのか、福祉防災の基礎を学びつつ、福祉避難所の開設運営をシミュレーションしてみましょう。

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