防災ワークショップ:帰宅困難者支援施設運営ゲーム(KUG2)
~自社の従業員の命を守るために必要な対策とは~
2011年3月11日、その日首都圏では300万人ともいわれる「帰宅困難者」が街にあふれました。震度5強で地震の揺れによる直接被害は少なかったものの、公共交通機関が麻痺。歩道には長距離を歩いて帰宅しようとする人があふれ、車道はすさまじい渋滞となりました。(道路の渋滞は、消防車や救急車など緊急車両の通行を妨げ、助かる命も助けられない要因となります。)
東京都は2013年4月「東京都帰宅困難者対策条例」を施行しました。全従業員の一斉帰宅抑制と3日間の滞留を求める帰宅困難者対策の先進的な取組みです。
関西でも「帰宅困難者」の課題への効果的な対策は検討されるべきでしょう。しかしその際には津波被害についても考慮することが求められます。想定される南海トラフ連動地震では、大阪市には北区梅田地区のように地震の発生後、2時間で津波の被害の出る地区があるからです。
災害直後の地域の混乱の抑制においては、一時滞在施設による帰宅困難者の受入のみではなく、各企業・団体が自社の役職員を事業所内に滞留させることが重要です。
今回のプログラムでは、これまでの帰宅困難者支援施設運営ゲーム(KUG)をもとに、事業所の方々が、企業内に役職員を滞留させるにあたり、なぜ様々な対策が必要であるのかを理解し、また課題や検討事項等について、より明確なイメージをもって議論を行えるよう、梅田の自社ビルで、自社の従業員と、そのビルの利用者の命を守るためのストーリーを作り上げていきます。
発災後1時間経過した時点から刻一刻と変化する状況、発生するイベントに対し仲間と一緒に対処しながら、帰宅困難者対策のための日ごろの備えや地域とのかかわり方について考えてみましょう。
【日 時】令和3年 12月 11日(土)13:45~16:30
(受付開始:13:30~)
定例会:13:45~16:30
※定例会終了後、ご希望される方と忘年会を予定しております。
(忘年会:17:00~19::00)
※忘年会場は定例会会場周辺を予定しております。後ほど、ご参加希望の方へご案内いたします。
※なお、コロナウィルス感染症対策の動向によっては、忘年会を中止する可能性がございます。
【会 場】大阪産業創造館(会議室E)
大阪の中小企業支援機関。 大阪産業創造館(サンソウカン)
【大阪の中小企業支援】
大阪市中央区本町1-4-5
TEL 06-6264-9800
【定例会参加費】
◆関西そなえ隊隊員:1,500円/一般:2,500円
申込み時に参加形態(隊員・一般)と領収書の要否を添えてください。
※忘年会の参加費については会場にて、個人精算をお願いいたします。
【お申し込み方法と締切日】
参加希望の方は、
下記フォームを利用して必要事項を記入し、
office@kansai-sonaetai.co.jp にお送りください。
締め切りは、12月9日(木)とさせていただきます。
■第43回 定例会参加 お申し込みフォーム:
(1)お名前:
(2)所属・役職:
(3)電話番号:
(4)メールアドレス :
(5)参加の分類:一般参加・関西そなえ隊隊員としての参加
(6)忘年会の参加について
・参加 ・不参加
(7)領収書の要否:
(8)事業・活動等内容(約100字程度・任意):
※定例会では参加者間の交流を深めるため、当日配布する参加者リストにお名前とお申し込みに記載いただいた事業・活動内容をご紹介させていただいています。個人の方も記載希望の内容を提供ください。
(また、お名前をはじめリストへの掲載を希望されない方は、その旨を記載ください。)
※定例会に何度か参加されている企業・団体様につきましては、空欄の場合、過去のデータを参考に記載させていただきますのでご了承ください。
(9)備考・連絡事項
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※2名以上でご参加の場合は、参加者おひとりごとにお申し込みください。
以上、ご案内致します。
※隊員であるなしを問わず、団体、個人のどなたでもご参加いただける勉強会です。お気軽にお申し込みください。防災関連の企業の皆さまがビジネスチャンスを見つける場ではありますが企業内の防災のご担当者、あるいは一般の皆さまも含め、ぜひご参加ください。またお知り合いの方々にも お声がけいただければ幸いです。
皆さまのご参加を、心よりお待ち申し上げます。